投稿日:2011年2月17日 19:11 カテゴリ:独立支援記
レイアウトの検討と並行して進むのが、通信環境の検討です。具体的には、電話(ビジネスホン)、FAX(複合機)、インターネット接続環境です。
従来は、ビジネスホンや複合機の機種の選定程度しか選択項目がなかった部分ですが、通信手段や提供業者が増えた結果、選択肢が広がり、かえって悩みが増えることになりました。
今回の事務所では、NTT の光ファイバーを導入し、インターネット接続はもちろん、電話についても、ひかり電話を利用し、加入電話・INSネットを使用しない形にしました。
ひかり電話については、通話品質の問題(特に高速度でのFAX通信)や停電時の対応(加入電話やINSネットの場合には、停電時でも通話が可能)などの懸念がありました。しかし、不意の停電が発生する可能性は、現在ではかなり低いこと、短時間の停電であれば、バックアップ電源で対応できること、最悪、携帯電話で連絡できることから、特に大きな支障はないと判断して、お勧めしました。通話品質についても、現在のところ、特に問題ないとの話を聞いています。
ビジネスホンについては中古のものを利用しました。中古といっても、クリーニングされているものですし、性能的にも問題ありません。通話録音の機能が必要とのことでしたので、その部分のみ、外付けの通話録音装置を追加しました。
複合機については、買取りとリースのどちらを選ぶか、という問題がありますが、故障時の対応などを考えると、基本的にはリースでよいと思います。あとは、コピーや印刷1枚あたりの単価(カウント単価)をいかに下げるか、というところになりますが、この点については、枚数がかなり多く出るのであれば、A4専用のカラープリンタを別に購入し、それと併用するのが効果的だと思います。
かなり盛り沢山な内容になってしまいましたので、LAN構築を含むインターネット接続環境については、次回に譲りたいと思います。
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