1. トップ
  2. Webマーケティング
  3. 法律事務所のためのアクセス解析入門(3)

投稿日:2009年11月27日 19:00  カテゴリ:Webマーケティング

法律事務所のためのアクセス解析入門(3)

 法律事務所のためのアクセス解析入門、3回目は「どんな人が見に来ているのか」に着目します。

 「どんな人」といっても、個人が特定できるわけではありません。利用者がどの地域からアクセスしてきているかや、どのような組織に属しているかがわかる程度です。

 Google Analytics では、「地図上のデータ表示」という項目から、大まかな地域を知ることができます。ターゲットとしている地域からのアクセスが集まっているか確認してみましょう。インターネットの特性上、ターゲットとしていない地域からのアクセスを絞ることは難しい(かつその必要はない)ので、想定するターゲットからのアクセスが少ないようであれば、地域を絞って検索キーワード連動広告を出してみたり、ホームページの記載の中に地名を入れるなどの工夫が必要となります。

 どのような組織に属しているかは、アクセス元のドメイン名を確認することで把握することができます。これらのうち、「ne.jp」で終わるドメインについては、その大半がプロバイダー経由のアクセスですので、基本的には無視してかまわないでしょう。注目すべきなのは、「co.jp」や「ac.jp」、「go.jp」といったドメインからのアクセスです。
 以前にもドメイン名について触れましたが(→そもそもドメイン名とは何なのか?)、「co.jp」は企業、「ac.jp」は大学、「go.jp」は政府機関からのアクセスです。これらからのアクセスが多いようであれば、その組織に属している人に関心のある情報が提供できているということになりますし、少なければ情報発信が足りないといえるかもしれません。

 ホームページを作成し、改善していくにあたっては、できるだけ明確な利用者像を想定し、それに適した内容にしていくことが必要です。今回の分析はその第一歩といえます。

 

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
↑今回の記事が「面白い!」と思ったらクリックをお願いします

トラックバック(0)

トラックバックURL:

コメントする