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クロスマーケティングの意味、重要性

1 意味

様々なマーケティング手法の中で、タイプの異なるツールを組み合わせる方法で市場に働きかけるマーケティング戦略。(マーケティングミックス)

クロス・マーケティングのイメージ

クロスマーケティングのイメージ

ターゲットに対して、事務所情報の発信、広告などを通じて、事務所を知ってもらい、顧客となってもらうことを目的とする。

2 重要性

弁護士人口が少なかった時代には、事務所の看板を掲げてさえいれば、知人の紹介によって弁護士を必要とする人々が訪ねてきた。

しかし、司法改革により弁護士人口が増えた現在において、これまでと同じ収益を上げるためには、多くの事務所の中から自事務所を選んでもらうための活動や、新たな市場を開拓するための活動が不可欠となっている。

また、国民の生活スタイルの多様化に伴い、個々のマーケティング手法でアプローチできる対象が狭くなってきている。複数のマーケティング手法を組み合わせ、重層的にアプローチすることが必要である。

次回、事務所情報の発信(広報・PR)、広告の2分野について法律事務所の取りうるマーケティング手法を説明する。