今回は、法律事務所のIT活用です。インターネットの活用を中心に業務効率の改善につながる情報をお送りします。“IT”と聞くと、身構えてしまうかもしれませんが、そういう方こそ是非お読みください。
最新の法令や判例だけでなく、登記情報や路線価情報もインターネットで閲覧することができます。
また、電子内容証明郵便を活用すれば、窓口での待ち時間をほかの業務に使うことができます。インターネットバンキングは銀行へ行く手間が省けるだけでなく、現金を持ち歩く必要がないため、セキュリティ面でも優れています。
コピー・ファックス・プリンターとして使える複合機を導入されている事務所も多いと思います。そうした複合機を利用している事務所でも、ファックスを送信する際に、一度印刷してからファックスをしていることが多いようです。多くの複合機には、プリンターを使うのと同じような感覚で直接ファックスを送信できる機能がついています。ファックス番号の管理もできますので、使用する用紙の削減とともに、誤送信を防ぐこともできます。
一般の固定電話よりも通信費の安いIP電話を利用することで、通信費を削減できます。特に、県外への通話が多い場合には通信費が半額以下となる可能性もあります。光ファイバーを利用したIP電話ならば、事務所の電話番号を変更する必要もありませんし、音質なども一般の固定電話と比べて遜色のない通話をすることができます。
事務所独自のドメインを取得していることは、単にわかりやすいというだけでなく、依頼者に事務所をブランドとしてアピールし、信頼感を与えることにつながります。ホームページの開設はまだ先、と思われている事務所でも、メールアドレスのためだけに取得しておいて損はありません。コストも年間数万円程度です。
依頼者は、法律事務所のホームページが増えたことで、以前はできなかった「法律事務所のウインドウショッピング」が可能になりました。他の事務所との競争に勝つには、「専門分野・得意分野」「報酬」「過去に扱った事件」だけでなく、「弁護士の人柄や人間性」が伝わるホームページを作る必要があります。
リーガルフロンティア21では、「法、納得!どっとこむ」上で弁護士の人柄をアピールする「弁護士PRサービス」のほか、ホームページの改善に役立つ「ホームページ診断サービス」「ホームページ改善コンサルティング」など、法律事務所のインターネット活用を支援するサービスを行っております。お気軽にお問い合わせください。